倫理観っちゅうのか･･･

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当たり前のことは書かれない

っちゅうのは
歴史書なんかでもそうらしいけど
当時、当たり前だったことはわざわざ書かへんわけ。
そういうことを無視して歴史を見るからおかしな解釈をする。
と言われてワシはとても納得した。

歴史の話でワシが納得した、
とか、そんなことはどうでもよくて
今回は
　　今の当たり前
をちょっと考えてみた。

今の当たり前
例えば、喫煙に関すること。
自分が働き始めた1994年当時、
大阪の地下鉄の駅構内ではタバコは普通に吸われてた。
今となっては考えられんこっちゃね。
それを覚えてる理由は
1994年のとある日の会社帰りに
JRから市営地下鉄の梅田駅構内に入って
人混みの中、ホームを歩いてたら
前を歩いてた人が振り返って
　　『ごめんなさい。カバンにタバコが当たってしまいました』
と言われましてね。
それを何故か鮮明に覚えております。

当てられた部分は、根性焼き痕となって鞄に付いてた。
どーしてくれんねん、ほんま。

喧嘩の弱い私は争う勇気もなく
　　『あっ、まぁ、大丈夫でしょ』
とか言ってそのまま帰ってきた。

で25年ほど経って
今や世の中の公共の場はほぼ禁煙。
友人と集まっての宴会でも
誰もタバコを吸わんっちゅうのも珍しくない。
今や禁煙が当たり前の世界ですわ。
世の中変わるもんですなぁ。

最近、車で移動するようになりましてね。
出世しましてんｗ
トラックに当たられたら、ひとたまりもないような小さい車ですけどね。
それでも
大阪の患者さんが呼んでくれたり
明石の患者さんが声掛けてくれたり
ありがたいことに往診が様になってきた。

そんな車通勤と言いましょうか、
街を車で走って最近よく見かけるのが
Timesのカーシェア車。
気軽にレンタカーっちゅうやつ。
カーシェアが何か、とかそんなんは説明せんから知らん人は勝手に調べて。
もう時代的に当たり前のこととして話を進めまっせ。

でね、
そのカーシェアリングされてる車が横を走ってるのをみて
あ、またカーシェア
と思って運転手を見たらやな、
めっちゃタバコ吸ってんねん。

それ、どうなん？

たぶんカーシェアリングの際に利用規則みたいなんあるやとは思うけど
そこに、タバコ吸ったらあかん、っては書いてへんとは思う。
法律で禁止されてる訳でもない。
ほんでもな、
その車、共用するわけやん。
アンタの車やったら好きにしたらええわ。
シェアする車やん。
道義的にあかんちゃう？
そんなん書いてようが書いてまいが、『当たり前のこと』や思うけどなぁ。

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